約 3,151,921 件
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1297.html
名称:胡蝶の聖騎士・ガラハド レアリティ:☆9 属性 水 一覧番号 1466 入手先 入手先1:進化 聖騎士ガラハド入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 5837(8198) 攻撃力 1014(1425) 治癒力 290(408) コスト 9 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:オブリビオンサークル 必要ターン数 25(15) 効果(Lv1) 2ターンの間、全属性からの攻撃を75%軽減する。 効果(Max) 3ターンの間、全属性からの攻撃を75%軽減する。 リーダースキル:純潔を受け継ぎし者 味方水属性の攻撃力が4倍、HPと治癒力が1.5倍になる。 リプレイ成立時は水属性の攻撃力が5.75倍になる。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/24825.html
青守銀 オブリガ UC 光文明 (5) クリーチャー:メタリカ 6000 ■ブロッカー ■ディスチャージ(このカードをマナゾーンに置く時、タップして置いてもよい。そうしたら、次のDC能力を使う) DC-次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャー1体に「ブロッカー」を与える。 ■W・ブレイカー 作者:wha + 関連カード カードリスト:wha 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tes5/pages/295.html
九大神の騎士(Knights of the Nine) OblivionのDLC。日本語版では最初からインストールされています。 アンヴィル聖堂の襲撃 聖戦士ペリナル 九大神騎士団 騎士団の再興 タロスの祝福 勝利 アンヴィル聖堂の襲撃 事件は突如起こった。シロディールのアンヴィル聖堂が、何者かの襲撃を受けたのである。聖職者達は容赦なく惨殺され、九大神を祀る祭壇は、呪いによって穢されてしまった。この奇怪な事件にシロディール中の人々が恐怖に慄く中、一人の預言者がアンヴィルに現れる。預言者は、驚くべき事実を明らかにした。かつて滅ぼされたはずのアイレイドの魔王「ウマリル」が、自身を死に追いやった神々に復讐するべく、復活のチャンスを狙っているというのだ。預言を聞いたクヴァッチの英雄は、己の高潔なることを神々に示し、選ばれし聖戦士となるため、シロディールに点在する九大神の祠を巡ることになる。 聖戦士ペリナル 最後の祠で祈りを捧げたとき、かつてウマリルを倒した聖戦士「ペリナル・ホワイトストレーク」の英霊が降臨し、クヴァッチの英雄に告げる。ウマリルは肉体こそ滅んだが、その邪悪な魂は生き続けていることを。ウマリルと戦うため、まずはペリナルが身に着けていた、八つの「聖戦士の遺品」を探し出す必要があることを。 九大神騎士団 九大神騎士団は、その昔、聖戦士の遺品を守護していた誇り高い騎士団だったが、遺品をめぐる内輪揉めによって瓦解してしまったらしい。クヴァッチの英雄は冒険の最中、ウェストウィルドの森の中で、九大神騎士団が拠点にしていたという修道院を発見する。人々から忘れ去られ、もはや廃墟同然の状態だったが、その地下墓地には、死してなお聖戦士の遺品を守護せんとする騎士団員の亡霊たちが眠っていた。亡霊たちとの決闘に勝利したクヴァッチの英雄は、新たな騎士団長として認められ、次なる試練へと赴く。 騎士団の再興 数多の試練を乗り越えた末、クヴァッチの英雄は、シロディールに散在していた聖戦士の装備を、八つ全て回収することに成功する。ウマリルの脅威に怯えていたシロディールの人々は、聖戦士の再来に歓喜し、希望を抱き始めた。荒れ果てていた九大神修道院は修復され、新生・九大神騎士団への入団希望者は続々と集まっていった。かくして、九大神騎士団は再結成され、魔王の軍勢と戦う準備は全て整ったのである。そして、ついにウマリルとその配下が潜むアイレイドの海底遺跡の所在が判明。聖戦士となったクヴァッチの英雄は、九大神騎士団を率い、魔王の本拠地へと果敢に進軍していった。全ては、九大神の栄光のために。 タロスの祝福 敵の猛攻をかいくぐり、遺跡の最深部に辿り着いたクヴァッチの英雄は、魔王ウマリルと対決する。八柱の神々による祝福を受けた聖戦士の装備は、かつてペリナルがウマリルと対峙した時と同じく、魔王の力を最小限に抑え込んだ。クヴァッチの英雄は、ウマリルの肉体を撃破することに成功する。またしても肉体を失ったウマリルの魂は、再びオブリビオンの次元へ逃れようと試みた。しかし、昔とは状況が大きく異なっていた。それは、ペリナルの時代にはなかった、九つ目の神「タロス」の存在である。タロスの祝福によってクヴァッチの英雄は霊体化し、逃げようとする魂を追走した。とうとう追いつめられたウマリルの魂は、英雄によって破壊され、帝都上空で完全に消滅した。 勝利 かくして、クヴァッチの英雄の活躍により、ペリナルの雪辱は果たされ、九大神騎士団は名誉を取り戻したのである。そして、勝利の知らせに安堵したかつての騎士団員の亡霊たちは、約300年間の長き呪縛から解き放たれ、エセリウスへと旅立っていくのだった―――英雄を讃える言葉を残して。
https://w.atwiki.jp/skyrimmaking/pages/9.html
顔テクスチャ総合femalehead.dds入れ替え比較画像18種類(スレ13 942氏提供) female.dds,-msn.dds,-s.dds,入れ替え比較画像17種類(tktk氏提供) Better Females by Bella Beauty Faces for females Coverwomen Female face retexture(Female face skin) Female Flat Faces Fountain of Youth - Beauty Project Smooth Faces for Ladies and Gents WSBP - Windsong Skyrim Beauty Project XCE - Xenius Character Enhancement [#ja179a6f] envision Face univision Face Pretty Face Pack My Type Face Beautiful girl like Lightning from FFXIII not Mask Oriental beauty Women and Man mod Nidias Face for CBBE MochiMochiJapaneseGirl 顔ノーマルマップ(顔の凹凸情報)Cheeks Lips fix(スレ有志tktk氏) 適度なリアル顔ノーマルマップv1.0(スレ5 580氏)適度なリアル顔ノーマルマップv2.0(スレ8 84氏) Amazing Smooth Females Complete 顔造形(モーフとメッシュ)Enhanced Character Edit RANs CharGen Morph 有志メッシュまとめファイル RANs HeadMesh Variants 髪型KKK Hairまとめ(スレ12 67氏) ApachiiSkyHair Beautiful HairBeautiful Hair Retexture Coolsims Hair PackCoolsims Hair Retexture AOF Believable Hair -Female and Male- RANs Vanilla Hair02 plus RANs Hair 06 numenume Hair Extended Slider Colors 目High Quality Eyes Natural Eyes Cute Eyes cover eyes x120Eyes_Hum 眉眉毛だけの自作MOD -ゲジ眉が嫌いな方へ(スレ3 390氏) numenume femalebrows MARO Eyebrows Match Hair 睫毛Lashmaker Eyelash Alpha Resource 化粧RANs Eyeliner Replacer NPC美女化Decent Women - improve female npcs face Forsworn Face fix 顔テクスチャ総合 femalehead.dds入れ替え比較画像18種類(スレ13 942氏提供) ■使用環境 Jasmin 4.5 Real Cinema ULTRA REALSTIC WORLD LIGHTING Face Light ■場所 ドラゴンズリーチ ■ベース ノーマルマップ、スペキュラ、サブサーフェイスはPretty Face Pack UNP Neck Patchを使用 female.dds,-msn.dds,-s.dds,入れ替え比較画像17種類(tktk氏提供) 補足:MODによってmsnがない場合はそこそこリアルなノーマルマップv2で、sがない場合はバニラです。 Lady FaceのみPrettyFacePackの上書き。 Better Females by Bella シワや凹凸をなくすが、テクスチャ自体はリアル寄りで濃いめ。通常版は化粧が濃いため、化粧薄い版がよく利用される。 Beauty Faces for females バニラの雰囲気を残したやや濃い目の顔立ちになる。 Coverwomen 目と口が特長的で横に大きく強調される。ウォーペイントやエルフにも対応。バリエーション豊富。 Female face retexture(Female face skin) リアリティのある作りながら目の周りが薄いので濃い顔と薄い顔の中間的な雰囲気。ファイル名からFemale face skinと言われることも。 Female Flat Faces ヴァニラの世界観を離れてツルツルな質感を追求したものだが、そこそこのリアリティは保たれる。 Fountain of Youth - Beauty Project 眉がかなり細くなるので眉だけ使われることも。 薄い顔立ちなため、改造用の土台にもなる。 Smooth Faces for Ladies and Gents カジートとアルゴニアン以外の全種族男女ともに綺麗な顔立ちになる。 WSBP - Windsong Skyrim Beauty Project 美しくかつリアルな質感を目指した、体から老け顔含めた総合MOD。男性もあり。 XCE - Xenius Character Enhancement [#ja179a6f] バニラの雰囲気に合わせた汚れ感を保った精巧なテクスチャ。 envision Face DD AKT氏のMOD。薄めの顔立ち。口が小さく、綺麗な顔立ちが作りやすい。 univision Face DD AKT氏のMOD。薄めの顔立ち。envision faceよりかわいい系に調整されている。 Pretty Face Pack tktk氏のMOD。 薄めの顔立ちでそこそこのリアルさを保つ。目(Cute eyes)、睫毛メッシュ、薄化粧、薄眉毛など付属。 My Type Face シャープな印象で目力のある顔立ち。 傷の項目に目元や口元のホクロを追加するファイルが付属。 Beautiful girl like Lightning from FFXIII not Mask 本体 眉なしパッチ CBBEパッチ(眉なし) 某ゲーム似のキャラを目標にしたセット。 テクスチャは他のに比べてかなり薄めの顔立ち、同梱の髪メッシュは権利的に怪しいので留意。 Oriental beauty Women and Man mod 薄めの顔立ち。テクスチャはライトニングMODの改変で非常に似ているが、不自然な部分は修正されている。 Nidias Face for CBBE こちらもライトニングMODの改変系。 目の下と唇が特徴的。瞳が1.2倍ぐらいになります。 MochiMochiJapaneseGirl β開発中の日本人顔を目指したMOD。現時点では非常にフラット。最新版はreadmeに記載されている作者ブログから。 顔ノーマルマップ(顔の凹凸情報) スレ有志による派生 頬コケ改善→頬コケブロックノイズ除去→メッシュに合わせて左右対称化→影が左右対称でなかったのを修正 Cheeks Lips fix(スレ有志tktk氏) 頬をふっくらと改善(頬に落ちる影の改善)、鼻と顎のブロックノイズ除去、左右対称化、鼻下の筋を平たく、しわなし。 口を小さく修正したのと、していないのを同包。 適度なリアル顔ノーマルマップv1.0(スレ5 580氏) シワなどの立体感を少し残しつつデカ鼻・広い鼻筋・頬コケ・タラコ唇・掘りの深すぎる目元などに 程よい修正を加えたノーマルマップ。CBBEv2の首の境界緩和するノーマルマップ適応済み。 画像 適度なリアル顔ノーマルマップv2.0(スレ8 84氏) 涙袋を控えたバージョン。 Amazing Smooth Females Complete ノーマルマップのみを差し替えることで、世界感を崩さない程度に美肌化する。 顔造形(モーフとメッシュ) 現在(2012/3/17)はtriファイルによるヘッドモーフ編集に移行してます。 以下の2つは既存の頬改善メッシュとは排他的になるので必ずバックアップを取ってから導入してください。 Enhanced Character Edit 以下のRANs CharGen Morphを含み、新種族のバグフィックスと+αさせたもの。 現実的な肌色や化粧、髪色、眉の追加。使いやすいプリセットへの変更など。新種族のテクスチャ分離。 RANs CharGen Morph 人間種族の頬こけの改善と、頬がふっくら鼻が低い新種族ygNordの追加。 いくつかのパーツの修正と追加。基本的に上記Enhanced Character Editの使用を推奨している。 有志メッシュまとめファイル 鼻をスリムにするメッシュ(スレ1 561氏) バニラではどうしても大きくなってしまう鼻を小鼻化する。変化は劇的。 鼻スリム化に加えて上唇を薄く修正したメッシュ(スレ2 594氏) TYPE-A :顎短く、ホームベースになりにくようにエラ修正、鼻すじを低く、低くなった鼻すじにあわせてデコを調整、下あごとエラが段にしにくく、唇がちょっと薄く。 TYPE-B :上記の唇によってでる鼻下の膨らみを二つ上のように修正。 有志メッシュの原点。ヴァニラでは左右非対称な目の部分を左右対称に修正。画像 Pretty Face Mesh:鼻口修正メッシュに加えて、ほほコケと鼻の不自然な部分を改善。 RANs HeadMesh Variants 有志派生とは独立したバニラベースからの改善。 主にほほコケの改善で現在(2012/2/09時点)4種類ある。 A・鼻そのまま、口は小さくアヒル口風に。 B・Aから鼻を細くしたもの。 C・Aのアヒル口なし版。 D・Bのアヒル口なし版。 髪型 KKK Hairまとめ(スレ12 67氏) オブリビオンのてんのーじユキスケ氏のKKK Hairの移植。以下の三点をまとめてある。いずれも.espによる髪型追加。 KKKオリジナル版(スレ3 894氏)。 画像 光沢抑えたノーマルマップ版(スレ4 665氏)。 画像 バニラライクなリテクスチャ版(tktk氏) 画像 ApachiiSkyHair 21種類の髪を追加。主にsim2から移植。 Beautiful Hair オブリビオンにあった髪型MODから移植。 Beautiful Hair Retexture 上記をヴァニラ環境になじむようリテクスチャ。 Coolsims Hair Pack 画像 Coolsims Hair Retexture 上記をヴァニラ環境になじむようリテクスチャ。 AOF Believable Hair -Female and Male- ヴァニラの髪テクスチャを置き換え。(高解像度化ではない) RANs Vanilla Hair02 plus 画像1 画像2 RAN氏制作の可愛らしい髪型が入っている。 RANs Hair 06 画像 RAN氏制作のショートな髪型が入ってる。 numenume Hair soyaやrenなど、オブリ髪型MODからの移植。 Extended Slider Colors キャラメイク時に選択できる色の数を大幅に増やす。(髪、体、化粧など) 種族説明文が英語表記になる。 膨大な量なので選ぶのも大変。 目 High Quality Eyes バニラより高解像度にした目。やや目が明るく高彩度になる。 Natural Eyes 文字通り、より自然な色と形を目指した目。 Cute Eyes ほぼ全面作り替えだがバニラの雰囲気は崩さず、きれいな目になる。やや光沢が増す。 cover eyes より明るく鮮やかな目に4タイプの睫毛のヴァリエーションがある。 x120Eyes_Hum 画像 通常より1.2倍瞳が大きくなる。OblivionのMOD、Fairy Eyesに近い。 眉 眉毛だけの自作MOD -ゲジ眉が嫌いな方へ(スレ3 390氏) 画像 numenume femalebrows MARO 様々な形や濃さの眉を追加する。 Eyebrows Match Hair 眉毛の色を髪色に合わせて変化させるMOD。 睫毛 Lashmaker Eyelash Alpha Resource 睫毛の高解像度化、若干睫毛が細くなる。ペイント系のソフトで作業が必要。 化粧 RANs Eyeliner Replacer 目尻から上に向かってのびるアイラインを自然な形に修正。 NPC美女化 Decent Women - improve female npcs face 敵から街の人、フォロワーや子供まで多くの女性をバニラの雰囲気を残しつつ美女化するMOD。 テクスチャはFemale face retexture(Female face skin)推奨。 Forsworn Face fix フォースウォーン56体を美女化します。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5331.html
前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア 1不運な皇帝 晴れ晴れとした青い空が延々と続いている。 なるほど、神の住まう地エセリウスとはこのような場所だったか。 父と先祖達は一体どこにいるのだろう。 黒髪で少し黄色がかった肌をした40代くらいに見える男、 マーティン・セプティムはどこかの草原に倒れていた。 タムリエル帝国最後の正統な血統を持つ皇帝だった彼は、 命と引き替えに国を守り、天に召されたはずだった。 ふと、自分が仰向けになって倒れていることに気づき、 起きあがろうとすると誰かの顔が見えた。 この地に住まう神々、九大神の使いか何かだろうか。 「あんた誰?」 エルフと人間のハーフを祖先とするブレトンであろう、 可愛らしい容姿の少女が何とも形容しがたい顔でそう言った。 何故お前がここにいるのだと言うのをとりあえず口には出すまいとし、 とりあえずこれは何なのかを確かめるような表情で。 「マーティン、マーティン・セプティムです。九大神の使いの方」 立ち上がって偽り無くハッキリと口にする。 周りには少女と同じ服装をした年若い少年少女達と、 それを束ねているのだろう年長者らしき姿が見える。 マーティンの言葉を聞いた途端に少女の表情が変わる。 何を言ってるんだこいつは。という風に顔をしかめ肩をすくめてマーティンを見た。 「何言ってるの、あんた。九大神って何?それにセプティム? 聞かない家名ね。もしかして異国の貴族…まさか、そんな服で貴族なはずないわよね?」 エセリウスではない?九大神の住まう地で、 それについて知らない等と言うことはありえない。 自分の国の王の名を知らないようなものだ。 そしてセプティムの名も知らない。 タムリエルやその周辺の国であるなら、 その名を知らぬ者はいないこの名を。ではここはどこだ? 困惑しつつも、頭の中に浮かんだ最悪の解答を、 あえて避けてマーティンが思考の海に落ちかけたとき、 自分の着ている服が変わっていることに気が付いた。 今着ているのは皇帝の為に作られた彩色豊かなローブではなく、 皇帝になるなぞ考えたことすら無かった数年前、 街の教会で神の教えを説いていた時に着ていた使い古しの小汚いローブだった。 「ううむ、貴族かどうかといわれれば、 たしかにそういう身分なのだが、この姿では証明することはできないな」 相手が本当に人間なのか良くは分からないが、 最悪の解答の世界に存在するあの連中のように襲いかかって来る気配はない。 適当に相槌を打ち、陽気な笑みを浮かべて、 目の前にいる桃色髪の少女をじっと見る。 小さな杖を持っている彼女は「ヘェ…」とうさんくさそうにマーティンを見ていた。 彼女はメイジなのだろうか? 「ルイズ、『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出すなよ!」 あざけりの混じった声で誰かがそう言うと、 目の前の少女以外の子供達が笑った。 桃色髪の少女、ルイズは弁解するが、 墓穴を掘ったようでさらに大きな声で笑われている。 召喚だと?マーティンの顔が途端に険しい物となる。 まさか彼女はアンデッドの代わりに私を呼び出してしまったというのだろうか。 マーティンのいたタムリエルで使われている召喚の魔法では、 ゾンビやスケルトンが見習いメイジに呼び出される召喚対象だった。 もっとも呼び出しても少し経てば元の世界に帰ってしまうのだが。 ならばエセリウスからここへ?いや、 そんな事が出来るメイジなど存在しない。 マーティンはここがどこかについて幾ばくか思考し、 ルイズが更に大きな墓穴を掘り進んでいるとき、誰かが声をかけてきた。 「失礼、ミスタ。私はこのトリステイン魔法学院で教師をしているコルベールというのですが」 先ほど見た年長者である。魔法学院? ではここにいる子供達はやはり見習いメイジか?どうにも現状が理解出来ない。 とりあえずここがどこかを聞かなければとマーティンは口を開いた。 「あ、ああ。私はマーティン・セプティム。 ミスタ…コルベールでしたか?すいませんがここがどこか教えて欲しいのですが」 「ああ、はい」 おそらく、急に住んでいた所から、 違う場所に召喚されて混乱しているのだろう。 コルベールはそう思い、この地に住まう誰もが知っている事を、 ゆっくりとにこやかに話し始めた。 「トリステインです。ハルケギニアにある国の一つ、トリステイン。 他で有名な国ははアルビオン、ガリア、ゲルマニア、ロマリア…どうかなさいましたか?」 結果としてマーティンは尚更頭を痛める事となるのだが。 ハルケギニア等という大陸は聞いた事すらない。もちろんその五つの国々も。 できればタムリエルに未だ知られていない地であって欲しいが、 その可能性はおそらく低い。先ほど確かに私の体は消え去ったのだから。 しかし、さっきのやり取りからここがエセリウスであるとも思えない。 では残りうる答えは-考えたくない話だが-1つ。 ここは不死の邪な神々(というと多少の語弊があるが、 しかしそれ以外で短く説明できる語句を私は持ち合わせていない。) であるデイドラ王達の誰かが所有する、 エセリウスとは違う異世界-オブリビオンのどこか。 しかもここはタムリエルどころか未だニルンの地に住まう者が、 誰も来たことがない様な辺境なのだろう。 マーティンはよくよく彼の地には縁があると、 目を閉じ右手を額に当てながらため息をついた。 コルベールがこちらをにこやかに見ている。 おそらく混乱している頭を整理する時間を与えてくれているのだろう。 「ああ、失礼。どうぞ続けて下さい。ミスタ・コルベール」 「ええ、まぁ気を楽にして下さい。何せ誰もこんな事が起こるなんて思っていませんでしたからね。『使い魔』の儀式で人間が呼ばれるなんて」 コルベールは笑顔を崩さなかったが、マーティンの顔は大いに引きつった。 「使い魔…ですか?」 自分だって聞いたことが無い。 このような使い魔の儀式とやらも人間が召喚で呼び出されたことも。 そもそも基本的に異世界から何かを呼び出すのだから、 人間が呼び出されるはずがないのだ。少なくともタムリエルの召喚の方法では。 「ええ、そうです。貴方を呼び出した彼女はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールと言いまして、ここトリステインでは名門と名高いヴァリエール公爵家の三女なのです。」 貴族のメイジとは珍しい。いや、バトルメイジ志望なのだろうか。 ハルケギニアと違い知ある者なら、 誰もが魔法を使えるタムリエルとその他の大陸や、 島々を合わせたニルンと呼ばれる世界でのメイジとはいわゆる専門職である。 研究室に何年もこもって実験を続けるため、 世の動きに疎くなりやすく、閉鎖的な空間で、 求める結果が出るまで作業を続けるという仕事は、 少なくても名門貴族の令嬢がやるようなものではない。 変わって、バトルメイジと言えばメイジの中でも、 格好の良い花形と言える職業である。 タムリエルの中央、シロディール内に置かれる評議会の総書記官オカートも、 腕の良いバトルメイジだった。見た目にも戦うメイジの凄さというのは、 学を持たない者に分かりやすい。 -どちらにせよあまり貴族の令嬢がやる仕事でないことは確かだが- そうマーティンは思いながら使い魔について聞こうとした。 「その、ヴァリエールさんの使い魔ですか?それで私はここに呼ばれたと?」 「ええ、そうよ。酷い格好の貴族様?」 後から上品ながらも怒気をはらんだ声がした。 振り向くと件の桃色髪の少女、 ルイズがこちらを怖い顔で見上げている。 墓穴を掘り尽くしたらしい。 とりあえず-この格好では仕方ないが- マーティンをやんごとなき身分であると、 信じてくれていないのは間違いなかった。 「まぁまぁ、ミス・ヴァリエール。少し落ち着いて下さい。」 「落ち着いてなどいられません!」 人間を召喚した事と私が身分を貴族と偽った事に、 腹を立てたらしい彼女はコルベールに召喚のやり直しを求めている。 よくよく周りを見れば、使い魔として呼び出された様々な生物が、 主人であろう子供達の近くにいる。 どう猛そうなモンスターもいたが、 ちゃんと主人と親睦を深めているようだ。 召喚のシステムその物が違うのか? 一体どういう風に出来ているのだろうか、 と青い髪の少女が呼び出したらしい、 青い竜を見ながらマーティンは若い頃、 恐れを知らなかった未熟なメイジに戻ったかのように、 辺りの使い魔とその召喚魔法の構成について考え、 それからややあって自分がどうなっているのかをもう一度考え始めた。 自分が死んでしまったのは間違いようのない話である。 デイドラ王の一人にして破壊を司るメイルーンズ・デイゴンを、 シロディールから追い出し、オブリビオンへ叩き返す為に 自身の命を使ったはずなのだ。体が消えていく感覚は確かに覚えている。 ならばここに私が使い魔として呼ばれた事は何か、 何なのかは分からないが意味があるのではないか。 「ミスタ・セプティム。よろしいでしょうか?」 ルイズを説得したらしいコルベールがマーティンにたずねる。 頬を可愛らしく膨らませながらこっちをにらむルイズではなく、 コルベールの目をじっと見て、マーティンは首を縦に振った。 「では、単刀直入に申し上げますと、 貴方は彼女の使い魔を呼ぶための呪文、 『サモン・サーヴァント』で呼び出されてしまったのです。 そしてこの春の使い魔召喚の儀式は昔からの伝統で、 呼び出された生き物を使い魔として契約せねばいけないのです。 どうやら、貴方は名前や身なり、先ほどまでの受け答えから察するに、 この地ではない東方の出身かと思われますが、 彼女と契約を済ませていただけませんか。 当然、貴方の衣食住は主人となるミス・ヴァリエールが負担します… その歳ですと養われているご家族等いらっしゃるのでしょうか?」 彼もやはり私のことを貴族とは思っていないらしい。 この年季の入った青いローブを見て貴族と思う方が変かもしれないが。 しかし東方とは。ここの東方にもアカヴィリのように獣人がいるのだろうか。 「いや、家族はいない。教会で働いていたのでね。親兄弟たちも…はやり病で」 間違っても国家の崩壊を狙うカルト教団に暗殺され、 自身もそれに狙われていた等とは言えない。 少なくとも自分が召喚した何かがそんな事を言い出したら、 早々に元いた世界に送り返すだろう。 いや、送り返された方が良いのだろうか? しかし私は死んでいるし、幽霊になるのは嫌だ。 「なるほど、それは…すいませんでしたな」 「いえ、お気遣いなくミスタ・コルベール。それで、 私は彼女と契約をしないといけないのですね?その、あまり気乗りはしませんが」 未だ頬を膨らませ納得しきれていないルイズを見る。 それはこちらのセリフよ!と怒りをあらわに叫びたそうにしているが、 コルベールに目で注意され頬を今までより少し大きくし、 鋭い目つきでこちらをにらむだけに留まった。 「それは困るのですミスタ。この儀式は例外もやり直しも認められないもので、呼び出した生き物を使い魔にしなければならないのです」 困ったように笑うコルベール。その顔には気持ちは分からないでもないのですが、 といいたげな表情が浮かんでいた。 「つまり、送り返したりはできない、と?」 タムリエルの召喚ではあり得ない事を言うコルベールに好奇心と望郷、 そして行くべき天の地への思いからどうしてもそれを聞かなければならなかった。 もっとも、死んでしまった自分が元いたところに戻って、 幽霊になりたいという分けではないし、 仮に送り返されてちゃんとエセリウスに送られるのかは分からなかったが。 「ええ、残念ですがそのような魔法はございません。 それにミス・ヴァリエールはここで貴方と契約しないと進級が出来ないのです。 どうか彼女の為にも契約して下さい」 もちろん、貴方の為にも。何も言わずともコルベールの笑顔は間違いなくそう言っていた。 「ああ、なら仕方がない。契約させていただこう」 彼らがオブリビオンの住人であるとするなら、 下手に食い下がれば何をされるか分かったものではない。それに一度死んでしまったのだ。 使い魔というのをやってみるのも悪くないのかもしれない。 この世界の魔法について多少の興味もある。 皇帝というとても重い責任から解かれ、 若き日の過ちを再び起こさない程度の好奇心が蘇ったマーティンは、 出来るだけ普通に笑って未だ可愛らしく怒りをあらわにするルイズを見た。 「では、契約とやらをお願いできますかな。あー…ご主人様?」 従者がするようにひざまずき、頭を下げる。 ルイズはその仕草にほほぅと感心した風に、 しかし未だ怒ったままなのか少し冷たい声で言った。 「ふぅん、いい心構えじゃない。顔を上げなさい。我が名はルイズ・フランソワーズ――」 杖を片手に長々と詠唱を始めた。やはり詠唱も違うのか。 しかし一体どのように契約を結ぶのだろう。 「――この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 杖をマーティンの額に置き、顔を近づけキスをする。 一瞬の間の後ルイズは唇を離した。 口づけが契約とは、ロマンチックな契約方法を思いついたものだ。 いや、普通は異形の化け物とするのだから気分としてはよろしくないな。 この方法を編み出した古のメイジに対し、 そんな感想を思うマーティンだったが、急に身体が熱くなり、彼は低い声で呻いた。 「すぐ終わるわ。『使い魔のルーン』が刻まれているだけだから」 こっちが『契約』のメインか!やはり儀式など参加せずに断るべきだった ――と言ってこれを蹴った時の対応策などあるはずもなく、 またこの後来るだろうと思っていた何らかの呪いにかけられるわけでもなく、 熱はすぐに収まった。 「たしかにすぐに済んだとも、ご主人様。 できればああいうのは先に言ってくれるとありがたいのだが」 立ち上がり、少々刺々しく言うが、ルイズはふふんと笑っている。 「身分を偽り、主人の使い魔になるのを嫌がった罰よ。素直に受けなさい」 本当は偽ってないのだが、しかしここで言ってもどうしようもないだろう。 笑顔でコルベールが近寄ってくる。 どうやら先ほどの契約の証らしい左手の甲に書かれたこの文字―― これは、この文字は見覚えがある。 「珍しいルーンですな」 以前、共にいた時間こそ短いものの、私にとって最高の友人と共に入った、 古代のエルフ族アイレイドの遺跡の文字盤に書かれていた文字によく似ていた。 「ここはニルンのどこかなのか…?しかし…それでは」 思わず声に出る。確証など何も無い。しかし、 もしそうだとすれば自分はどういうわけか生き返った事になる。 まさか、見習いメイジの彼女が? 「さっきからわけ分かんない事いってるんじゃないわよ。 ほら、皆行ってるんだからさっさと行くわよ」 ルイズに言われ、思考の海からはい出て辺りを見れば、 先ほどまで周りにいた見習い達は、皆空を飛んで建物の方へ向かっている。 あそこが、先ほどコルベールの言っていたトリステイン魔法学院なのだろう。 「飛ばずに道を案内しようとしてくれるとはご主人様はずいぶんと優しいのだな」 シロディールでは法律で禁止されていた飛行の呪文は、 そこに住んでいたマーティンには当然使えない。 今、空を飛ぶ見習い達と勉学を共にするルイズは、 当然飛べるものをわざわざ自分の為に飛ばずにいるのであろうと考えていた。 メイジというのは自分と自分の携わる研究以外は、 どうでも良いと思う人種である事を、自分自身の経験から、 マーティンは知っている。使い魔として、 ――おそらくは小間使いのような事をさせるのだろう―― 呼ばれた私に案内をしてくれる可愛らしい主人に、 タムリエルの一般的なメイジにはない優しさがあるように思えた。 「ふ、ふん。そうよ。もっと感謝しなさい、 魔法も使えない平民と一緒に歩いてあげてるんだからね!」 「いや、魔法なら使えるのだがね。空を飛ぶ魔法は覚えていないが」 驚きの声が辺りに響く。誰かが失敗を続けたせいで、 大幅に予定時刻を過ぎ、もう夕方になりつつある草原には、 タムリエルの夜を照らすのと同じように二つの月が浮かび始めていた。 果たしてシロディール最後のセプティム家の皇帝がこの地で何を成し遂げるのか, それは神々すらも分からない。 ここは彼らが作り出した予言書にして既言の書、 エルダースクロールのない世界――ハルケギニアなのだから。 前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/669.html
脱出! アルビオンは風と共に…… 「ジョータロー!」 疲労困憊で動けそうにない承太郎に、ルイズが声をかけた。 承太郎は少々疲れたらしく、わずかに息が乱れている。 「すまねえ。奴を逃がしちまった……」 「いいの。ジョータローが無事だったから、それで……」 「…………」 ルイズはしばし、承太郎の腕にしがみついて、泣いた。 ウェールズの切断された腕、ワルドの裏切り、承太郎への気持ち。 すべてがこもった涙をポロポロとこぼす。 そして、遠くから地響きのような声と音が聞こえてきた。 最後の戦が始まったのだ。 「このまま、のんびりもしていられないな。 君達は何としても手紙を持ってトリステインへ帰らねば……」 「で、でも敵の数は五万です。艦はもう出てしまいました……」 どうしようもない、という表情のルイズ。しかし承太郎はあきらめない。 「ウェールズ皇太子。アルビオン大陸から脱出する方法は何かないのか?」 「艦が出てしまった今、飛行可能な幻獣に乗って逃げるしかない。 貴族派には竜騎兵がいる。彼等の乗る竜を奪えば……。 だが調教された竜が、敵であり扱いを知らぬ君達の命令を聞くかどうか」 「そうか……なら、とりあえず竜を奪いに行くとするか」 「協力しよう」 そう言ってウェールズは切断された右手から杖を取り上げ、 よろめきながら何とか立ち上がった。咄嗟にルイズが肩を貸す。 その直後、彼等の前の床にボコンと穴が空いた。 「きゃっ!?」 ルイズが驚いて尻餅をついてしまったため、肩を預けていたウェールズも倒れてしまう。 「くっ……!」 それでもウェールズは杖を穴に向け、承太郎もスタープラチナを出現させて身構える。 だが、穴から見覚えのある毛むくじゃらが顔を出した。 「あ、こ、これって……ギーシュの使い魔……」 「ヴェルダンデ? つまり……この穴は……」 ヴェルダンデはルイズを見つけると、 大喜びでルイズの右手にある水のルビーに鼻をくっつけた。 続いて穴からギーシュが出てくる。 「ヴェルダンデ! ここはいったいどこだね! ……って、ジョータローにルイズ?」 「ギーシュ……てめー、何でそんなトコから顔を出してやがる」 「いやなに。土くれのフーケを追い払えたから、任務を果たすため後を追いかけてきたんだ」 「ここは雲の上だぜ」 その時、ギーシュの隣にキュルケが顔を出しウインクをした。 「タバサのシルフィードよ。アルビオンに到着したら、このモグラが穴を掘り出したの」 続いてギーシュがルイズとヴェルダンデを見ながらなるほどとうなずいた。 「水のルビーの匂いを追いかけてきたのか。とびっきりの宝石好きだからね。 なにせラ・ローシェルまで穴を掘って追いかけてきたんだよ、彼は」 「最初は置いて行こうって話してたんだけど、タバサが連れてくって言ったのよ。 タバサが言うなら、って事で私も了承したんだけど……まさかこうなるなんて」 「タバサは頭脳明晰なようだからね、僕のヴェルダンデの才能を見抜いたんだろう」 「って訳でダーリン、状況を説明してくれない? そちらのハンサムはどちら様? 私達は今から何をすればいい? どんなオーダーにも答えてあ・げ・る」 承太郎は敵軍がすぐそこまで来ている事、ワルドが裏切り者だった事、 任務は果たしたため今すぐアルビオンを脱出しなければならない事を伝えた。 「なるほど、解った。穴の下でタバサの風竜が待っている。 それに乗ればアルビオンから脱出可能だ。急ぎたまえ!」 安堵したルイズは、さっそく穴に向かって歩き出し、しかしウェールズの身体に引っ張られるようにして立ち止まった。 実際引っ張られた訳ではない、ウェールズが足を動かさなかったのだ。 「殿下?」 ルイズが疑問の声をかける。 承太郎は静かに学帽のつばを深く下ろし、己の悲愴な眼差しを隠した。 「ラ・ヴァリエール嬢。僕はこの国の皇太子だ。 この風のアルビオンと運命をともにする運命にある……」 「し、しかし! 殿下の負傷は重く、早急な治療が求められます。 とても戦える状態ではありません! この傷で戦場に行くなど自殺行為です! それよりも、どうか私と、私達とトリステインへ! 亡命なさいませ、殿下!」 「ありがとう。ラ・ヴァリエール嬢。だが僕は行けない。 だから……これを、君に託そう。手紙と、これを、彼女に渡してくれ」 そう言ってウェールズは杖を腰に差すと、 切断された自分の右手の薬指から、残った左手で風のルビーを引き抜いた。 王家の間にかかる虹を、ウェールズはルイズの手のひらに置いた。 「行きたまえ、ラ・ヴァリエール嬢。ご友人が待っている……」 トンと背中を押され、ルイズは穴の中にいたギーシュの腕の中に転げ落ちる。 「キャッ!」 「わっ! 大丈夫か? ルイズ」 「え、ええ」 「というか、話を聞いていると……その……そこの彼は、もしかしてアルビオンの」 そこまで言ったところで承太郎が低く厳しい声を出す。 「ギーシュ! ルイズを連れて……先に行け」 「しかし、ジョータロー……」 「俺もすぐに後を追う。その前に、ちとこいつと話があるだけさ」 どうすべきか判断しかねるギーシュを、キュルケが引っ張る。 「ジョータローがああ言ってるのよ。緊急なんだからその通りに行動する!」 キュルケに耳を引っ張られて穴の中を転げ落ちていくギーシュ。 穴の壁にぶつかって怪我をしないようにとルイズは抱きしめられているため、ろくに動けずギーシュと一緒に穴の奥へと転がってしまう。 「ジョータロー! 殿下!」 その声が遠のき、代わりに戦場の足音が近づいてきた。 承太郎はウェールズの右腕に巻かれた服の袖を、きつく縛り直す。 ウェールズはうめき声を上げたが、これも止血のためと我慢する。 「その腕でどう戦う気だ?」 承太郎が訊ねた。 「とりあえず水のメイジに頼んで出血だけでも止める。 その後は、左手で杖を振るい一人でも多くの敵を道連れに」 「……治療を受けるまで右腕は心臓より高い位置にかざしておけ。 水のメイジがいない場合は、火のメイジに傷口を焼いてもらえ。 荒療治だがそれで出血を止まる……死ぬほどの痛みに耐えられればな」 「助言ありがとう。そして、さようなら。ジョータロー」 ウェールズの左手が差し出される。 承太郎は左手でそれを握り返した。 互いに握力を発揮するほどの体力は残っていない。 だから、二人の握手はとても弱々しいものだった。 けれど、確かに二人は握手という行為により、何かを通じ合わせた。 「ウェールズ……あんたの誇り高さは決して忘れない。あばよ」 二人は手を離した。 それが別れの合図。 承太郎は穴へ、ウェールズは礼拝堂の外へ。 ほんのわずかな時間をともにした、国も身分も違う二人は、 確かな友情を左手に握りしめていた。 ヴェルダンデが掘った穴はアルビオン大陸の真下に通じていた。 穴から落下した三人とモグラをシルフィードが受け止める。 ヴェルダンデはシルフィードの口に咥えられ抗議の鳴き声を上げた。 それからしばらくして、左手を握り締めた承太郎も降りてきた。 最後の一人を回収したタバサはシルフィードに短い命令する。 「脱出」 シルフィードは「きゅいきゅい!」と返事をして、穴の下から飛び立った。 雲の中を飛びアルビオンから脱出した一同は、 追っ手の気配が無い事を確認してホッと一息ついた。 疾風のように飛ぶシルフィードの背中から見るアルビオンは、次第に小さくなっていった。 短い滞在ではあったが、様々な出来事があったアルビオンが風と共に遠ざかっていく。 それを見つめながら、承太郎は静かに寝息を立て始めた。 「余程疲れているんだろう、落っこちないように支えてやりたまえ」 承太郎の一番近くにいたルイズに向かってギーシュは言い、微笑んで見せた。 ルイズは「何で私が」と言いながら、承太郎の腰に腕を回し、さらに左腕を抱き寄せる。 はた目から見れば承太郎がルイズを片手で抱え込んでるようにも見えた。 承太郎の胸に頭を預けたルイズは、風きり音の中、承太郎の心音を聞く。 規則正しく鼓動するそれは、まるで子守唄のようにルイズを眠りへ誘った。 ぼんやりと夢を見る。 故郷のラ・ヴァリエールの、あの湖の上の小船にルイズは座り込んでいた。 誰にも邪魔されない秘密の場所。 でも、もうここに、ワルドはやって来ない。 優しい子爵、憧れの貴族、幼い頃、父同士が交わした結婚の約束。 それらを思い出し、ルイズは泣いた。 独りぼっちで。 小船が揺れる。誰かが小船に乗り込んできたのだ。 ルイズはハッと顔を上げた。 承太郎が、ルーンの刻まれた左手を差し伸べている。 「安心しろルイズ。もう……誰にもおめーに手出しはさせねえ」 力強い口調で承太郎は言った。だから――ルイズはその手に自身の手を重ねた。 今度は投げ飛ばされたりする事なく、しっかりと承太郎に抱きしめられた。 でもそれはただの――夢だった――。 「何だか、お互いが落ちないよう抱き合っているように見えるね」 「支え合っている、の間違いでしょ? 抱き合ってるなんて恋人みたいじゃない」 シルフィードの背中でギーシュとキュルケが雑談をしていた。 「しかし、風竜の背中の上だというのに、よくもあんなに眠れるものだ」 「ダーリンに抱かれて眠るだなんて……ちょっと場所交代してもらおうかしら」 「やめたまえ、起こすと悪い。二人とも疲れているんだろう」 キュルケは残念そうに舌打ちをすると、タバサに声をかけ始めた。 ――ふと、目が覚める。強い風が頬を撫で、まだ空にいる事を理解する。 最初に思ったのは、学帽が飛ばされたら二度と回収できないという事だった。 だから彼は極自然に学帽を深くかぶり直そうと、両手を持ち上げようとする。 左手が重い。 奇妙に思い視線を向けると、左腕を抱き込むようにしているルイズの姿。 眠っているらしく、規則正しい寝息が聞こえる。 ルイズ。 自分をガンダールヴとして召喚したゼロのメイジ。 二秒か、三秒か、再び止められた時の世界で、なぜ彼女は動けたのか? 主と使い魔という繋がりがそれを可能にしたのか、それとも他に何かルイズであるがための特別な理由でもあるのか……。 疲れた頭で疑問を吟味している最中、腕の中でルイズが身をよじった。 咄嗟にルイズが風竜から落ちないよう、少しだけ優しく抱きしめる。 それから今にも飛ばされそうな学帽を右手で戻すと、スタープラチナを出して目で後方を確認し、アルビオンを探す。 だがアルビオンはすでに遠く離れ、雲によってその姿を隠していた。 第二章 風のアルビオン 完 ┌―――――――┘\ │To Be Continued └―――――――┐/
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/8901.html
鎧亜の尖兵ラビオン コモン 闇/自然 コスト2 パワー3000 ロスト・クルセイダー ■このクリーチャーはタップしてマナゾーンに置かれる。 ■ロスト・プリズム 作者:紅鬼 実践的なロスト・プリズムを目指して 評価 ロスト・プリズムがなくても多色進化の進化元として使えそうですね。色的に一瞬墓地進化速攻入るかと思ったけど、ベルギス以外トップデック止まりか…。 -- ペケ (2011-01-05 19 25 50) 墓地進化速攻でも、割と高パワー+運が良ければドローが可能なので、採用できないスペックでも無い……かな? -- 紅鬼 (2011-01-05 19 34 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gyakudiet/pages/5.html
代表的な太る方法 ①遅い時間に食べる。(夜食を夜中に食べる(寝る2時間前以内)) その時できるだけ多く食べる。(24時~3時の間が一番太りやすい) ②脂質と糖質の併食(ケーキ) ③早食いや過食(食べ過ぎ)をする。 ④朝食や昼食などの4時間後に間食又はおやつにする。 (プリンなどみたいに消化のよいものをたべる) お腹がなっていなくても無理して食べる。つまり常にお腹の中に入っていること ⑤ファミレスやケンタ、マックなどを十分に活用する(週に三日など) ⑥食べ合わせや相乗効果(マヨネーズ)を利用しよう。 ⑦お菓子(間食を多くする)気づいた時に食べる習慣 ⑧ご飯よりもパンにする(特に菓子パン) (和食→洋食) ⑨食事回数を減らす ⑩炭水化物を中心 ⑪高カロリー食や炭酸水を摂る。 ⑫食事してから1時間後に甘いものを食べる。 ⑬運動を控える ⑭生野菜を多く摂る ⑮あまり長く入浴しない。 ⑯便秘になること ⑰食べる機会を増やす。 (今のところ)17個ありますが、どのことも一度は聞いたことがあるかもしれません。しかしこれは、体に負担がかかるやり方も含んでおります。これから、この中から私なりに選んで、タイプ別に太る方法を伝授します。
https://w.atwiki.jp/ronn/pages/147.html
本で調べる(イベント) 名称:・本で調べる(イベント) 要点:・本棚・図書委員・調べる二人 周辺環境:・小笠原分校図書室 評価:ここで調べ物をする場合、知識判定に+2の修正が与えられる 特殊: *さぁ、知識判定だ。難易度は知識10である。(評価が11以上あれば成功です) →次のアイドレス: 成功の場合→・一緒にダイエット料理作り(イベント) 失敗の場合→・ダイエットドリンクの開発(イベント) あれ? でも要点の人に聞けばいいんじゃないと気づいた人はこちらも選択可能→図書委員に聞く(イベント) スタートへ戻る
https://w.atwiki.jp/brotherink/pages/7.html
ブラザープリビオDCPJ740Nインク >>> Brother インクカートリッジ お徳用4色パック LC12-4PK >>> Brother インクカートリッジ ブラック LC12BK >>> Brother インクカートリッジ シアン LC12C >>> Brother インクカートリッジ マゼンタ LC12M >>> Brother インクカートリッジ イエロー LC12Y >>> プリンターインク激安とは 定価に近い純正インクより大幅コストダウンが詰め替えタイプ!やめられなくなるのはなぜ <<日本一>>激安トナー 激安なトナーのルートを公開します!まさに非常識でプロ中のぷろも絶賛 >>> プリンターマニュアル どうしてプリンターはOEM品が多いのですか 家庭用プリンター売れ筋 コピー機の正しい選び方 家庭用コピー機選び方 激安コピー用紙 コピー機の不満 エクセルワード格安ソフト 中古コピー機販売 セキュリティーソフト 年賀状ソフトランキング A3複合機 家庭用複合機選び方